システム用語集

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見積り手法

人月

人月とは「人数×月」を意味し、プロジェクトに投入する人員と、月で表した一人あたりのプロジェクト従事期間の積を表す。 1人で1ヶ月かかる仕事の量が1人月である。10人で6ヶ月かかれば60人月、100人で半月かかれば50人月となる。
Tシステムの開発プロジェクトは開発規模や価格の見積もりに人月を利用することが多く、1人月あたりの価格を「人月単価」という。プログラミングなどの業務は個人の力量によって開発効率が1桁も2桁も異なることがあるため、能力の高低に関わらず同じ期間には同じ単価を想定する人月単位の見積もりや発注には異論も多い。

ファンクションポイント

ソフトウェアの持つ機能の数をもとに、そのソフトウェアの規模を測定する手法。ソフトウェアの開発費用や工数などを算定する際に使われている。1979年にIBM社のA.J.Albrecht氏が考案した方式である。
FP法が開発される前は、ソフトウェアのソースコードの行数(SLOC; Source Lines of Code)やファイルサイズなどがソフトウェアの規模の尺度として用いられてきたが、FP法の登場で以前より客観的・定量的にソフトウェアの規模を算出することができるようになった。
FPの算出にあたってはソフトウェア内でどのような処理が行われているかを抽出し、入出力など機能ごとに分類、それぞれを「ファンクション」(機能)と定義する。
さらに、ファンクションごとにレコードの種類の数やデータ項目数などからファンクションの「複雑さ」を定義し、個別のファンクションの評価値を算出する。/p>

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開発手法

ウォーターフォーデル

システムの開発手順を示すモデルの一つ。システム開発モデルとしては古典的なものである。システム全体を一括して管理し、分析・設計・実装・テスト・運用をこの順に行っていく(実際はもう少し細かく分ける)。各工程が完了する際に、前の工程への逆戻りが起こらないよう、綿密なチェックを行なう。水が瀧を流れ落ちるように開発が進んでいくことから、このような名称になった。
しかし、実際の開発作業では頻繁に逆戻りが発生するため、ウォーターフォールモデルから派生する形で、逆戻りを考慮に入れたモデルが考案されている。

プロトタイピング

工業製品の開発手法の一つで、設計の早い段階から実際に稼動する製品モデルの作成と検証を反復することにより、仕様の検討や詳細な設計を進めていく手法。ITの分野ではソフトウェアやシステムの開発において、利用者の要求を定義して仕様を策定する段階においてこのような手法を用いることを意味する。
ITシステムやソフトウェアでは、利用者がどのような機能をどのように使いたいのか自身も明確には理解していない場合が多いため、最初に完全に仕様を定めてから開発を行なうことが難しい。プロトタイピングでは、要求を分析する初期の段階で、最低限の機能や操作画面を実装した原型(プロトタイプ)を用意して、業務に適用することを想像しながら操作してもらうことにより、利用者の要求を引き出していく。プロトタイプの作成と検証を繰り返すことにより、次第にシステムに必要とされる機能・仕様が具体化・明確化していく。

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システム開発工程

要件定義

システムやソフトウェアの開発において、どのような機能が要求されいて、実装されるべきなのかを明確にしていく作業のこと。
開発者側と依頼者側の双方の協力により定義が行われ、その成果は「要件定義書」としてまとめられる。開発を始める前に行う作業であるが、最も重要なプロセスのひとつである。
要件定義を十分に行うことにより、開発後のトラブルや開発途中での仕様変更などのリスクを低減させることができる。
要件定義に対して、ユーザの要求をまとめる作業を「要求定義」と呼び、「要求定義書」が作成される。
まとめられた要求を実現するために要件定義が行われ、それを元に開発の工数や費用のを見積もりが行われる。
開発プロセスの基本的なモデルの一つである「ウォーターフォールモデル」においては、「要件定義」は一番最初に行われる作業工程である。続いて「設計」、「プログラミング」、「テスト」、「運用」という作業工程に移る。
ウォーターフォールモデルは各作業工程ごとに成果を検証し、承認を経て次の工程へと進むモデルであることから、前の工程に逆戻りできずフィードバックができないという問題点がある。

基本設計

顧客が必要としている要件をまとめた要件定義を元に、どのようなシステムを開発すればそれを満たすことが出来るかを検討し、機器の構成や実装すべき機能、画面や帳票など操作や入出力に関する事項、生成・保管されるデータの概要など、システムの基礎的な仕様をまとめたものを基本設計という。

詳細設計

ソフトウェアや情報システムの開発工程の一つで、全体の構成や行なうべき処理の詳細など実装に必要な仕様を定義する工程。方法論の違いにより、詳細設計に当たる工程を「内部設計」と呼ぶ場合もある。
詳細設計は基本設計と実装の中間に位置し、基本設計で定められた機能や操作・表示方法などに基づいて、プログラムやシステムとしてそれをどう実現するかを具体的に定めていく。システムやソフトウェアをどのような構成にするか、それぞれの部分がどのような処理を行なうべきか、それら部分間の連携・統合の方法などを決めることが多い。
方法論によっては、どのような要素によって全体を構成するかを決定することを内部設計と呼び、それぞれの要素の細かい仕様や処理の詳細を定めることを詳細設計と呼んで区別する場合もある。この場合、詳細設計は内部設計の実装の中間の工程となる。

コーディング

プログラミング言語を使ってソフトウェアの設計図にあたるソースコードを作成すること。「プログラミング」とほぼ同義だが、仕様書やフローチャートなど抽象的な設計文書の内容を、プログラミング言語を使って具体的なコードに変換していく、という意味合いが強い。

単体テスト

システムのテスト手法の一つで、個々のモジュール(部品)のみを対象としたテスト。対象のモジュールが仕様書で要求された機能や性能を満たしているかどうかをテストする。
複数のモジュールを組み合わせて行なうテストは結合テスト、システム全体を対象に行なうテストはシステムテストという。

結合テスト

システムのテスト手法の一つで、複数のモジュール(部品)を組み合わせて行なうテスト。個々のモジュールの単体テスト後に行なう。主にモジュール間のインターフェース(接点)がうまく機能するかどうかに注目して行なわれる。
個々のモジュールのみを対象としたテストは単体テスト、システム全体を対象に行なうテストはシステムテストという。

システムテスト

システムのテスト手法の一つで、システム全体を対象に行なわれるテスト。個々のモジュール(部品)を対象とした単体テスト、複数のモジュールを組み合わせた結合テストがすべて終わったあとに仕上げとして行なうテストである。
本番に近い環境で行なわれ、システムが全体として要求された仕様のとおりに動作するか、性能は十分かなどを検証する。

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エビデンス

システム開発の分野では、最終検証段階においてシステムが発注どおりに動作していることを示す証拠となる書類やデータなどのことを指す。稼動中の画面を印刷したものや、システムによって生成されたデータファイル、外部の別のシステムが受信したデータなどが用いられることが多い。

デグレード

ソフトウェアのバージョンアップには機能・性能の向上、バグや不具合の減少が期待されるが、性能が悪化する、これまで使えた機能が使えなくなる、バグや不具合が増えるなど、かえって品質が下がってしまうことをデグレードという。
主な原因としては、新たに開発した部分のテストやデバッグが不十分だったり、ソースコードのバージョン管理に失敗してバグの残っている古いコードを使ってしまったり、ある部分に施した修正が別の部分に予期しない悪影響を及ぼしてしまうことなどが挙げられる。

カットオーバー

新たに開発された情報システムが稼動を開始すること。または、その時期。新しいシステムを開発・導入したり、旧システムから新システムに移行する際に使う言葉。

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よくある質問

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