コンピュータの特徴は、
「計算が速い」 「大量の情報を記憶することが出来る」 「同じ作業を正確にこなす」
「データの再利用が出来る」 「ネットワークを構成出来る」
などがあります。
日常の業務の中で、「毎月同じことを繰り返している業務」、「紙やEXCEL単体で管理している業務」、「あちらこちらの資料を見ながら計算に時間が掛っている業務」などは、
業務のシステム化をすることにより、業務効率が格段にあがります。
営業部門で受注売上したデータが正しく請求され入金されたかは、同じデータを見ている限り確認できますが、データの共有がなければ営業部門の売上金額と経理で請求した金額が一致しているかは、2つのデータを見比べる必要があります。また、その請求書に対し入金済みか否かは経理で入力しても営業部門に伝達するのに時間がかかります。営業担当者は、お客様に入金催促の電話をしてしまうかもしれません。
営業担当者が入力した売上データがそのまま請求データとなりますので、同じデータの重複入力による負荷とミスがなくなります。仮に売上伝票が増加してもデータは営業担当者が入力するので、月締めのタイミングで経理に負荷が集中するといった問題も解決します。
システムを導入すると誰がどんなデータを入力し、出力するのかがシステムにより規定されます。社員の個人的な能力で業務が動き、その人がいなくなると業務が停滞するといった事がなくなり、業務の標準化をすることができます。
煩雑だった作業が標準化されたり、手作業や複数のEXCELファイルから数字を集めてきて、集計することがなくなったり、あるいは、検索の機能の活用などにより、得意先の売上、商品別の売上なども直ぐに把握することでき、作業時間が短縮されます。
システムを導入することにより、蓄えられたデータを元に将来予測をし、企業の売上げを拡大出来るメリットがあります。代表的なデータの活用をご紹介します。
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顧客データの活用●顧客の購入履歴をベースに次回の購入商品を提案する、顧客の購入タイミングを予測し、DMを送るなどに活用できます。 ●地域別の顧客がどういった商品を購入するかといったデータ分析に活用し、適切な営業アプローチに活用できます。 ●訪問履歴を活用し、ご無沙汰のお客様の撲滅や適切なタイミングでの営業活動に活用できます。 |
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発注の予測●最適在庫でお客様への在庫切れを防ぎ、販売機会損失を防ぐために在庫データを活用できます。 ●多店舗展開している場合、他店舗の在庫も把握できるため、無駄な発注をすることがなくなります。 ●発注点管理をすることにより、自動的に仕入先に対し、発注をすることにより、仕入担当者の作業の軽減をはかることに活用ができます。 |
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対前年比の活用●前年度の売上と今年度の売上を比較し、会社経営のデータとして活用できます。 ●様々な指標において、対前年比のデータを活用することにより、経営戦略、戦術に活用することが出来ます。 ●販売の管理単位が細かい業種では、前日比、前月比を活用することにより、より素早い対応をすることが可能になります。 |
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社内での活用●担当者別の売上などを利用して、営業担当の成績評価に利用してモチベーションを上げることなどに活用できます。 ●データを活用し、様々な角度からのデータ分析に活用できます。 ●データに裏付けされた事実に基づき、ミーティング、成果の把握、今後の活動方法の立案に活用できます。 |
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受注、入金データからキャッシュフロー計算●受注、入金予定などを利用し、キャッシュフロー計算に活用できます。 ●受注データを今後の販売予測に活用し、早期の対策を実行するスピード経営が可能になります。 ●受注、売上、入金データを顧客の与信管理に活用し、回収リスクを低減させることに活用できます。 |
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